にわとり

こんにちは！ FREEDOM sphere副代表のハトアリスです。このごろほんと、寒い！雪が降ってから寒さが増しましたよね！それにともなって食欲も増している私です。そんなハトが今はまっている食べ物。それはチキンです！！！！！最近ランチはほぼ毎日食堂のチキンだ… チキンといえば、先日、こんな出来事がありました。稽古帰りの夜、私の乗っていた電車の中で、おじさんがお酒を飲んだ後なのか床に座って寝ていました。そしてある駅に停まったとき、ハッと目を覚まし電車を降りて全力疾走してゆきました。再び電車が動き出し、私はあるモノに気がつきました。おじさんがいた場所に吉○家の牛丼が置いてあるではありませんか。おそらくおじさんの忘れ物です。しかも牛丼が置かれている場所は人が乗り降りするドアの前。周りの人たちの視線が牛丼に集まっていました。会社帰りの大人たちとおじさんの牛丼を乗せた電車はそのまま走り続けました。駅に停まるたびにたくさんの人たちが降りていくのですが、私はその様子を見て驚きました。皆わざわざ牛丼をまたぎながら降りていくのです。邪魔だなあ、という顔をしながら。先ほどあんなに牛丼を見ていた人たちは「食べたいな」とか「降りた時捨てよう」とか「駅員さんにもっていくか」とか思っていたのではなく、「迷惑だな」とか「どうやって牛丼にぶつからないように降りようかな」とか、そういうことを考えていたのだとわかりました。そこから電車は3つの駅に停まり、どんどん人が降りていくのにもかかわらずそのまま放置されている牛丼。私の最寄り駅について、私は牛丼を持って電車を降りました。まったく手がつけられていなかったので、もしかしたらおじさんが取りにくるかなと思い駅員さんに渡しました。チキンって言ってたのに牛の話じゃないか！と思った方もいらっしゃるかもしれません。ここでのチキンの意味は「臆病者」の意味です。知っていて知らぬふりをするのは、ただの面倒くさがり屋ではなく、なにか状況を変える勇気のない臆病者と同じではないかと私は思ってしまいます。残念ながら、この国にはそういった人が多いと感じます。なぜなら、今回お話しした牛丼事件と同じような状況をよく目にするからです。デパートのトイレが水漏れしていて、店員に言えばいいのに皆知らぬふり。次に来た人に「ここ水漏れしていますよ」と教える気もない。道に店の立て看板が倒れているのに知らぬふり。誰も立ててあげたり店員に教えにいったりせず避けながら通る。私は知らぬふりをする人たちに対して「チキンだな」と思わずにはいられません(>_<)少し行動すれば皆が過ごしやすくなるのにとだから人の振り見て我が振り直せ！私はチキンにはならないよう、頑張るのです。最後はチキン南蛮をほおばる自分でお別れです