統計学的哲学的数学的Cについての推論
去年出演した際のブログ確認したらBについて考えていました。 ならば今年はCについて考えようと思います。 フランス辺りの西欧圏にはディナーの後に、紳士が楽しむ4つのCと云うのがあります。(諸説有り) Cognac(コニャック) Cigar(シガー) Coffee(コーヒー) Communication(コミュニケーション) 食後にはシガーと共にコーヒーやコニャックを楽しみながらお話しましょう。っていう粋なやつです。 さて、コニャックやシガーは年齢に規制がありますし、コミュニケーションを語れるほどの人生は送れてないので これはコーヒーしかありませんね? コーヒーについて語りましょう。 ドリンクに関してならなんでもござれです。 苦手な人も結構いるでしょう? 嗜好品の最も足る存在 それがコーヒーです。 "苦味を楽しめる" これはある意味、酸いも甘いも経験した大人にこそ許された嗜好……なのかもしれません。 飲み慣れてくるとわかるのですが、コーヒーにも顔があります。 豆や淹れ方、器具やバリスタにもよりますが、例えば きりっとした顔つきで芯が太い、とか マッタリおっとりしてて優しい、とか サラサラっとしててクセの無い、とか 力強く目の前に迫ってくるよう、とか 華麗で雅で美しく花のあるよう、とか まるで人間観察のようです。 多種多様です。 そう。あっちのコーヒーは不味いけど、こっちのコーヒーは美味しいがとても身近に有り得るモノなのです。 結局は嗜好品なのですから、飲み方なんて自由です。ミルクや砂糖も好きに入れればいいし、ホンモノのコーヒーなどと云うモノも存在しません。 そこに"好き"か"嫌い"かが存在する。 ただそれだけなのです。 そんな僕がおすすめする都内近郊の喫茶店の一つ 東京都銀座8丁目にある"カフェドランブル" 世界的に見てもハンドドリップの技術は群を抜く日本 その中でも類い希なる珈琲文化を築き上げてきた銀座
さらに、その中でも老舗として確固たる地位にあり、ハンドドリップのクオリティは国内でも随一であるカフェドランブル。 それほど広くもなく、喫煙可、入口に置いてあるオレンジ色の看板にはコーヒーだけのお店と書かれていて、少しばかり入りにくい雰囲気を醸し出している。 でも、一歩踏み入れればそこは、珈琲だけを楽しむ異国の地です。 フードメニューや、ジュースなどはありません。 だってコーヒーだけのお店ですから。 入口の扉をくぐればコーヒーとそれ以外の世界を隔離してくれるのです。 そこには、インバウンドで溢れている銀座の喧騒も、憧れて上京してきた華の都東京も、当たり前の如く過ぎていく時間や日常も、そんな総てから隔離された 《ただ美味いコーヒー》 ただそれだけが存在するのです。 そう、そこには僕の"好き"ただそれだけが存在するのです。 そして、一番大事な事は、ここまで読んで頂いたアナタへ謝罪をしなければならない事です。 上記の内容は一切、今回の舞台には関係ありません。 でも、これ読んだら一度行ってみて。そして触れてみて?僕の好きに触れてくれたら泣いて喜ぶかもしれない。 そんで、劇場で他にオススメありますか?って質問してくれたら まだ僕の"好き"はいっぱいありますのでいっぱいお応えします! それでは親愛なる画面の前の皆様宜しくどうぞ!
ながえしんじ。