雨と雪のあとに
初めまして。 香かをりでございます。 コウ カヲリ と読みます。 今回の作品では、雨ちゃんのお祖母ちゃんをやらせてもらってます。年の頃は還暦くらいですかねえ……ま、ちょっと手を伸ばせば、ほら還暦がそこに、という実年齢に近い感じです。そんな年齢から、おかーさん役というのも多いのですが、今回はなんと❗ 配偶者がいるのでございます。
あ、前々回も配偶者いたはずですが出てこなかったし、生身の身体が隣に存在してるというのは感動もので、最初の稽古の時には泣きそうでした。 さて、この作品は親と子の関係がお話の軸、キーポイントとなってます。 キーと言えば鍵。 という事で最近個人的に、鍵にまつわるエピソードを2つばかり経験しました。
1つは家の鍵。 先々週くらいになりますか、久しぶりに
友人の家で飲んだ私は、自転車で帰るのは危険な状態となり、タクシーで帰宅しました。 タクシー降りたときに持っていた鞄を落として、慌ててオタオタとばらまかれた中身を拾ったのは微かに覚えてます。 で、自宅玄関前で家の鍵を出そうとしたところ、無い。あれ?おかしいなあ。 小さな鞄です。あらゆるポケットを何回も何回もひっくり返したけど無い。服のポケットも必死になって何度も探ってみたけど無い。 飲んでた友人に電話するも、忘れてなさそう。 そうやって真夜中1時頃、一時間あまりも凍えそうになりながら格闘して、これはもう外で夜を明かすことになるだろうかと思い始めた頃、隣の実家に住む、86才の父が玄関から出てきたのです。 「どうした。鍵がないのか?」 そして私は父から合鍵を借り、無事に家の中に入ることが出来たのでした。 お父さんありがとう。 高齢になり普段はもう立場が逆転してるけど、いくつになっても親は親なのだと思ったのでした。 おお、はからずも父と娘の心温まるお話になっていましたねー 勿論雨ちゃんはこんな馬鹿な娘じゃないですよね。 ちなみに見つからなかった鍵は、翌朝、タクシーから降りてカバンをぶちまけた辺りに落ちてました。 で、もう1つはチャリ鍵なんですが、長くなってきたので手短に。 先日からチャリ鍵が見つからなくて、これも考えられるあらゆる鞄、ポケットを探してたんですが見つからず。
神隠しにでもあったのか、見つからないのはもしや、神の壮大な意図が働いているのかと考えたのですが、雪が溶けてきたら雪の下から出てきました。 あーこれで「雪のあとに」になりましたかね?
写真は似た者夫婦役の二人。全く最近の若者はカメラ向けると自動的に笑えるのかしらー
香かをり(波代役)
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