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つたえること

本年度も大変お世話になりました。劇団員のせんだです⛄️ 今年〆のご挨拶みたいになってしまいましたが、いま正にFREEDOM SPHEREvol.4は始動しております!今年も出会いに恵まれて、初めてご一緒させて頂く方々や、嬉しいことにまたご一緒させて頂く方々と舞台を作らせて頂くことに感謝とワクワクが止まりません。 間もなくクリスマスですね。緑や赤を基調とした装飾、イルミネーションで彩られた町並みは昔の仕事柄、毎年楽しみなんです。 そんなクリスマスの装飾ですが、これを命令したのは【アメリカ合衆国初代皇帝】というのはご存知でしょうか。 ん?【皇帝】? アメリカ合衆国といえば大統領ですよね? アメリカ皇帝という肩書きは今日聴かないように、今のところ初代皇帝で最後です。 嘘だ~と思った方。 これは嘘みたいなホントの、素敵な人達のお話。 (若干私の解釈が入ってます。間違ってたらごめんネ!) クリスマスにはサンフランシスコの街を飾るべし。そんな命令を下したのは、 ジョシュア・エイブラハム・ノートン。 19世紀のアメリカで、初代合衆国皇帝、ノートン一世を名乗った方です。 当時アメリカと敵対していたメキシコの保護者として皇帝になる権利を主張しました。 察しの良い方はお気付きかと思います。 【名乗った】【主張した】だけだったのです。 今の言葉で言えば、彼は統合失調症だったとも言われます。そんな方の放った命令が何故、今日まで浸透しているのでしょうか。 若い頃はお米の投資家だったものの、暴落と破産を機に精神に不調をきたしたノートンさん。 ある時サンフランシスコの新聞各社に国の政治体制を憂いた投稿をします。こんな酷いなら王様一人の『絶対君主制』が良いよ!と自らが皇帝になります宣言をしました。当然無視される中ある新聞社がジョークで取り上げ、皇帝宣言を掲載。晴れて彼は合衆国皇帝と【呼ばれる】ようになりました。それで良いのか。 はれて皇帝になった(?)彼はボロボロの軍服を身に纏い、ステッキ片手に街を視察に回る名物おじさん。臣民(町の人をこう呼びました)を相手にお話することを好み、交通機関の整備を気にかける。破産したので当然お金もありませんが、次第に皇帝御用達のお店としてお金を取らないお店も増え、無一文で高級レストランで食事までしました。えぇ…。 というのも全て彼の人柄です。 皇帝であっても人を迫害せず、市民から無理に税金は取らない(納税と称して寄付する人さえいた)。暴動がおきれば現場に赴き、中心で主に祈りを捧げる事で結果鎮圧するとこともありました。常に街や国の未来の事を考え、次々命令を(新聞社越しに)下していました。交通機関の整備から始まり、国際連盟の設立を提案したり、宗教・宗派の争いを禁じたり、サンフランシスコとオークランドを結ぶ橋の建設を命じたりと先見の明がある方でした。クリスマスの装飾も含め、どれも実現、今に通ずるものがあります。 お金を失い、正気でなくなったとも言われた彼ですが、人を、国を思う気持ちは失っていなかったのです。そんな彼を、サンフランシスコの人達も敬意をはらい、大切にしました。そして今日、クリスマスの装飾が、浸透するに至ります。 先見の明があり、人に愛される人物の象徴とも言えるやさしい彼のことが大好きなのですが、私が一番尊敬出来ると思うところは『伝える』ということでしょうか。たゆまぬ日々の活動、情報の発信。 何か活動をするにあたって、情報を発信する事は大切なんだとおもいました。 現にいま、広く浸透したものもありますからね。

そんな事を思ったクリスマスの月。私は人知れずTwitterを始めました。『つたえること』の第一歩です。 いまこうして好きな人を発信してみました。これも『つたえること』の第一歩かな? 先見の明が無い私は時代に乗り遅れ、Twitterページはまだまだ工事中です…難しいウホ。あっ、この文章を書いていて、文字制限は覚えたウホ。 大部分をはしょったり簡単な言葉に置き換えたので、ノートン一世のお話は是非調べて見てください!そしてよければノートン陛下にファボとリツイートをお願いいたします!

せんだ周平Twitterアカウント↓

@xAg04yGigbPh3LD せんだ周平 


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